出版物
えっ うちの子に障がい? でも、一人で悩まないで
小学生から成人まで、いろんな年齢の子どもがいます。子どもの障がいもそれぞれ違います。
そんな仲間が、「つみき」で出会いました。
「つみき」は、障がいをもつ人たちの余暇活動や自立支援を手助けする場所です。
放課後に通う人、休みの日に通う人、お泊りする人――。
「つみき」は、もうひとつの家のようです。
そんな「つみき」に、20人の母親が集まり、それぞれの胸の内を語りました。子育ての思い出は、まるで戦いの軌跡のよう。
誕生に始まり、成人となった今の姿を、語り伝えることで、
これからやってくる若いお母さんたちの手助けになれたら――という思いで、この本を作りました。
読んだ人の感想
埼玉県 健常の双子の母Wさん
ひとつ読み終わるたびに涙がでました。それは辛いとか可哀相とかではなく、自分が母親という立場が故に感じるものがあり、ご家族の想い・絆・強さ・子供達の生命力・明るさ・感情の豊かさ・・・等々すべて心に染み入りました。これからまた何か違った気持ちで自分の家族に向き合える気がしました。
杉並区 健常の一児の母Mさん
母親たちの深い愛情を感じて涙、涙で読みました。子育て中の私には、母親達の子供に接する姿勢に教えられる事がたくさんありました。
川越市 Mさん
お母さん方はじめ、ご家族の皆さんの胸にあるたくさんの思いに触れることができました。私も人の気持ちに思いを向けられる人間でありたいと思っています。
福島県 健常児4才の母Sさん
この本は、同じ障害をもつ人はもちろん、障害がない子供を持つ親にも自信や親とはどういうものかと改めて考えさせてくれ、勇気をくれます。
東京都 Jさん
告知の部分が特に自分の事とリンクして泣けてなかなか先に進めなかった。
S市 ヘルパーのGさん
涙が止まらなかった、一気に読んでとても感動した。良い本ができたね!と。
事務の若い女性 Iさん
人それぞれスゴイ人生だと衝撃を受けました。皆さんから前向きに生きる勇気をもらいました。
※この事業所はお年寄りの他に数人の大人の知的障害者の支援をしています。
S区特別支援学校の先生(女性)
改めて、お母様の苦労・努力、愛情やその時々の気持ちを思うと頭の下がる思いです。
今、特別支援学校に通い始めている若い保護者の方々、進学相談真っ最中の人達に是非読んでほしい。
我が子の事で頭がいっぱいで周りが見えず悩んだり苦しんだり学校や自分を責めてばかりいる人も、その子にとって何が本当に大切か、その子が人生をどうやって楽しく過ごせるかと考えるために良いキッカケとなるかも知れません。